おはようございます。もりさき鍼灸治療院です。
前回に引き続き、今回は、どのようなものを選び食べるべきかのお話をします。
前回は、脂質の重要性をお話ししました。間違った脂肪分を摂れば、身体は炎症を起こし、たちまち体調不良になります。脂肪は、身体にとって、ものすごく大切な栄養素です。細胞は細胞膜で包まれており、その膜はリン脂質という二重の膜で覆われています。さらに脳の大部分は脂肪でできています。そのことからも脂質は重要な栄養素の一つということがわかります。だから脂質を食べることは非常に重要な食事の一部です。
では、数ある脂質の豊富な食事から何を食べるべきか、おすすめの食材をいくつか紹介します。
1.良質な安定した脂肪分、バター
まずは、バターです。バターは、脂肪分の中でも、飽和脂肪酸に含まれます。
飽和脂肪酸は、飽和していることから、安定している脂肪酸です。
バターは、熱にも強く料理にもおすすめです。
また、短鎖脂肪酸でもあることから、腸内環境も整えてくれる働きもあります。
認知機能低下を防ぐともいわれており、当院では、疲労回復にバターをすすめています。
当院では、特におすすめの食品の一つです。
2.栄養素がたっぷり入った健康食、アボカド
アボカドは、バターとは違う不飽和脂肪酸です。
さらにビタミンやミネラルも豊富に含まれており、美容にも効果的です。
3.すぐにエネルギーに変わる万能オイル、MCTオイル
MCTオイルとは、中鎖脂肪酸のことで、ココナッツオイルやヤシ油などから抽出され作られます。
MCTオイルは、すぐにエネルギーに変わりやすいことから、太りにくく動ける身体に。
ほとんど無味に近いので、サラダにかけたり、味噌汁に入れても味は気になりません。
どの油もそうですが、熱にあまり強くないものが多いので、できる限り熱を加えないように摂取してください。
4.血管をキレイにするクリルオイル
クリルオイルは、オメガ3不飽和脂肪酸やリン脂質と結合しているEPA、DHAが含まれ、さらに抗酸化作用のアスタキサンチンを豊富に含んでます。
クリルオイルは、当院では血管に作用すると認識しており、動脈硬化の予防につながります。
これだけでも、脂質は、身体にとって非常に重要な栄養成分だということがわかります。
紹介したものは、ほんの少しです。まだほかにも脂質で良いものはたくさんありますので、今後も紹介していきます。